ものの見方
<ものの見方>
経営の原理・原則の基準をなすのは、当然のことをいかに行うかということです。「人」の特徴は、聞きたいことしか聞かないし、聞こえない。
また、知りたいことしか知らないし、知ろうとしないことです。
経営においての対象は顧客です。外部にあります。
ここがすべてのスタートで、もっとも大切なポイントであり、もっとも理解と納得が必要なポイントです。
事業を始めるに際し、勘違いしてはならない「見方」があります。
自分の欲を満たそうとするなら、外部の欲を満たさなければならないことです。
①事業は外部の人の欲求を満たすために行われ、
②働く人の欲を満たすことによって実行されます。
働く人の参加をとおして、商品・サービスをつくり、
外部の顧客の欲求を満たすことによって対価をえる。
対価のなかの余剰分(利益)を再投資して事業を拡大する。
事業の起爆剤は欲望です。
欲望の理解と活用が成果を実現します。
正しいものの見方として、
「顧客に喜んでもらわなければならないんだ」、
「喜んでもらうんだ」という強い思いがなければ”強さ”を得ることはできません。
成功するためには、正しい「ものの見方」が必須の条件です。
ここから始めなければ「まぐれ」や「勢い」で成功しても、その成功はかならず破綻します。