よく使うプログラム
(1)マスター登録・訂正・削除
通常のシステムは全体の概要設計をしてからそこで使われる、マスター・トランザクションのファイル設計を行います。
そこで決まったマスターテーブルから作成に入ります。
データベースが見えないのでファイル登録・訂正・削除プログラムを作らないと運用ができません。
ところがVBAはエクセルをデータベースとして使いますのでマスタープログラムがなくても運用できます。
ここがVBAの特徴ですが勉強と今後の応用に使うために紹介しておきます。
フォルダーの中のエクセルのシートを全て自動計算させたいという話がありました。
ITの合理化は自動化させることです。
指定したフォルダーに各自の日報を作成する。
それを元に客先別作業時間シートを作成する
今回の事例は1つのシートに各自の日報がコピーされた状態から始めていきます。
毎日の定型業務であれば使うブックも決まっていますのでボタンで呼び出し作業をさせれば合理化になります。
(5)CSVファイルの取り込み
パッケージソフト・汎用機からのデータは通常CSVファイルで送られてきます。
CSVファイルをエクセルに取り込めば自由に操作できます。
(7)商品マスター検索
入力プログラムにマスター検索は必須というほどよく使うプログラムです。
ネットワークのコンピュータのブックを集めて1つのシートに合体しcsvファイルで出力するプログラムです。
・アマノ社等の業務システムから取り出した毎日の食堂の売上データ(CSV形式)をエクセルに変換する。
・修正を行い月次のデータに合体する。
・月次の食堂利用データから社員で集計する。
・集計したデータをCSV形式で出力し給与奉行等のパッケージソフトにインポートする形式に変換する。
(10)文字検索
大量データ(ビッグデータ)から特定の文字が含まれているデータを抽出する。
指定されたフォルダーの指定されたシートの決まった場所の文字列を条件によって置き換える
メイクショップを使ってショッピングモールを運営する。
市場をショッピングモールにするために店をカテゴリーに登録する。
各店が地図また店のボタンをクリックするとその店(カテゴリー)のショップにリンクするホームページを作成しておく。
問題点
納品書の送り先が代表1カ所のため、店(カテゴリー)のショップごとの納品書が発行できない。
日付の関数を作ることは難しくエクセルの関数を使ったほうがはるかに良いですが
ちょっとした日付の入力などに関数が作れたら便利です。
関数の作り方を勉強してください。
プログラムは短い方がわかりやすいし修正も容易になります。
基礎がわかればプログラムを短くする方法を考えていきましょう。
ピポットテーブルはデータ分析ツールとしてエクセルでよく使われる作業です。
改良されて使いやすくなっていますが、データが追加になった場合は選択範囲を変更しなければなりません。
条件を入力して定型業務として使う場合はVBAで作らないと面倒です。
消費税が5%から8%に変わります。
エクセルの式の中に0.05の数字を使っている箇所が多数ある場合VBAで自動で見つけるサンプルを紹介します。