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企業文化の構築

<企業文化の構築>

 

 企業文化は、良くも悪くも経営者の後ろ姿によって出来上がります。

 いったん悪い企業文化が形成されると、これを矯正するには非常なエネルギーを要します。企業文化は、自然的にも形成されるので意識してよい文化形成に向けての心積もりが必要です。

 

 良好な企業文化には2つのマネジメント機能を取り込むことが必須の要件です。1つは顧客中心の「マーケティング」の考え方、もう一つは、変化をチャンスと考える「イノベーション」の考え方です。

 

 良好な企業文化が構築されれば、方針と目標を明確にし、適所に適材を配置し権限移譲を行なえば自律的に活動が行われます。最小の効率的なチェックを行うことで、生産的で顧客や社会に好意的に受け入れられて、従業員も生きがいを持って自主的に働けます。
 なぜなら、あるべき活動を取ることが働く人に染み込んでいるからです。
 そのため経営者が、働く人を仲間と考え自分の夢を適えて、社会と良い関わりと成果を実現しようと考えるならば、最初にこのことを気付くことです。この気付くことが「経営のコツ」です。

 

 良い企業文化構築のために最初に行わなければならない取り組みは、「仕事の意味」の明確化です。人が情熱を持って働くのは、顧客に喜んでもらえるとか社会に貢献できるとか仕事が「有意義な意味」を持っているときです。
 具体的にはミッション(社会的使命)やビジョン(イメージ化された夢のある到達目標)です。ここから始まります。


 企業の役割は、顧客に貢献することです。それも顧客が対価を支払いかつ企業に利益をもたらすような欲求・渇望しているミッション(使命)を果たすことです。
 また、人が仕事(活動)に強く関わる(コミットメント)のは、自身も壮大な夢に参加でき能力が発揮でき成長できる時です。
 この2つの条件が整い、自分の生活が保障されていれば人は同じ方向に向かい最大の能力を発揮します。そしてその状況が維持されれば、最も良好な企業文化が構築されます。
 この企業文化の構築は、経営者が基盤として取り組まなければ仕事です。