自己目標管理
<自己目標管理>
管理は、マネージャーが目標を決め、測定し、コントロールし、評価するといったイメージがあります。
決められたことを効率的に大量に作り出す「高度成長期」においてはこのスタイルでも、まだ効果がありました。
これからの時代は、個人一人一人の能力が求められる時代になってきています。
個人の持つ知的な能力と心的なエネルギーを最大に活用できた企業にチャンスが生まれます。
人は手足を持っているだけでなく頭も持っています。
人の能力には区別があっても活用できる能力は未知数です。
持てる人材の能力を最大に活用できた企業がより高い競争力を持ちます。
個人の持てる能力を最大に発揮させるのが、自己目標管理です。
自己管理を行うについては、目標設定についての参画はとうぜんとして他に3つの条件が必要です。
1つ目は、合理的に仕事の仕組みが構築されていること。
2つめは、自身で成果のすすみ具合をチェックできるフィードバックのシステムがあること。
3つめは、自己研鑽できる継続学習の機会があることです。
人が能力を伸ばすことができるのは、
①安定した環境にあり、②達成感を味わえ、③成長できる要件がそろったときです。
旧来型の管理では、人は委縮します。経営者の求めれているのは、管理者ではなく人が能力をのばすことを支援できるリーダーとしての役割です。