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業務フィールド

<業務フィールド>

 

業務フィールドとは「人が働く場」のことです。

 

企業は「仕事を目的」に構築される組織ですが「人間の集団」でもあります。

 

企業の業務フィールドは、

特殊な場合の除き、仕事が行われるとともに人間交流が起こっています。

そのため2つの経営資源が構築されやすい環境にあります。

①人的ネットネットワーク

②知的経営資源(知識)

 

<業務フィールドの特性>

「人間交流の場」であると同時に「仕事の場」です。

この場は、人の多くの時間を拘束します。

マネジメントのあり方によって、人と企業自身ににプラス・マイナス大きな振れ幅の多大な影響をもたらします。

 

人は「フィールド」のなかで、2つ行動様式の影響を受けて行動します。

①インフォーマルグループが要求する行動様式

②企業が要求する行動様式

その2つに対し人は、自身の「欲求・価値観・現実」に応じて個々に判断し行動します。

インフォーマルグループ(組織) 参照 クリックしてください


「フィールド」のなかでとられる行動は個人が行う活動です。

マネジメントは、

①個人が持つ「欲求・価値観・現実」と個人に偏在する「特性・能力」を知ることに努め

②個人が所属するインフォーマルグループのリーダーと行動特性を考慮し

企業の成果は個人の能力と貢献に負うところが大きいので

個人が成長し、達成感を味わえ組織に貢献できるように考え実行しなければなりません。


個人としての人間が業務フィールドに対しての欲求は

①「生活を糧を得る場」の提供 

②「所属できる場」の提供

③「安全に仕事ができる場」の提供

④「豊かな人間交流ができる場」の提供

⑤「達成感が味わえる場」の提供

⑥「成長できる場」の提供

⑦「賞賛される場」の提供

⑧「自分の仕事ができる場」の提供

⑨「社会に貢献できる場」の提供

そして⑩「生きがいの得られる場」の提供


個人としての人間が業務フィールドに対しての欲求は多様です。

これらのなかの欲求の④~⑩は企業が成果を実現できる要素でもあり、個人の欲求と企業の成果は合致します。

この合致を成果に結びつけるのはマネジメントの役割です。


 <業務フィールドでのネットワーク>

業務に関しては、「内外の人」とコミュニケーションを通して協働して行われます。

最も有効にコミュニケーションできるには親和性が必要です。 

<内でのネットワーク>

①職場でのネットワーク

②他部門とのネットワーク


<外とのネットワーク>

<事業所とのネットワーク>

①サプライチェーン(供給元)とのネットワーク

②アウトソーシング(サービス元)とのネットワーク

<顧客とのネットワーク>

③販売先(顧客)との ネットワーク 

 

<業務フィールドと外部の関係>

企業は、社会のなかで特有の役割を持って存在します。

存在するために外部との適切な関係の維持が必要です。

この時に、活用されるのが個人が持つネットワークです。

 

個人の業務フィールドで構築される親和性の関係は、

組織が外部と協働するためのに活用しなければならない財産です。

 

結論として、個人に企業に対する忠誠を強制するのではなく、

個人が企業を通して自己実現できることを支援することによって成立するものです。

最大に成果が実現できるようにマネジメントすることが、基本的なスタンスにならなければなりません。