利益の実現
<利益の実現>
利益等式は、利益=収益(売上)-費用(原価、経費)です。
この等式より導かれるのは、利益は“収益”を最大化し、“費用”を最小化することによって最も最大化できることです。
売上は、顧客が欲するもの、さらに渇望するものを、競争企業より快適な条件で提供することによって実現します。
これは顧客中心の活動、マーケティングの考え方です。
費用は、本来売上を実現するに際し付随して発生するものですが、しかし、その本来の要件とは関係なく発生するものです。
売上には論理的因果関係がありますが、費用の発生は、そのような因果関係がなく発生する怖さが潜んでいます。
費用の要件は、売上を実現・増大させることです。
そうでない費用の発生は回避しなければなりません。
また、ムダな費用を見つけ削減すれば、即座に利益を増大させます。
原則:利益を増大させるには収益(売上)をあげるか、費用を削減するかしなければなりません。
その関係のなかでムダな費用を見つけ削減するのが最も実現性の高い取り組みです。